耐震診断の必要性、最適なタイミングは？

地震に見舞われた方の無事を心よりお祈りいたします。

芸予地震の記憶

今から20年前の2001年3月24日。

広島県沖で発生した「芸予地震」は20年経った今でも記憶として鮮明に残っています。

当時中学生だった私は、自分の部屋の学習机で勉強している最中に地震が起こりました。

揺れの始まりを感じた瞬間に（これはやばい・・・・・!!）と思い

倒れてくるものがなさそうなベッドの上に飛び乗って、枕で頭を隠しうずくまりました。

学習机の上から大きくて重たい辞書が全部落ちてきているのを見て

とっさに移動して良かったー・・・と思うと同時に、別の部屋にいる両親は大丈夫か不安でいっぱいでした。

揺れが収まって、両親の無事を確認してほっと一安心したものの

家の中は食器や花瓶などの割れた破片が散乱し、壁のいたるところに亀裂が入っていました。

この地震で、西条市では震度5弱を観測し、広島県では震度6弱。

死者2人、負傷288人、全壊70棟、半壊774棟、一部損壊49,223棟という被害が出たそうです。

地震を経験したお家は耐震診断を

芸予地震を経験した私の実家は築30年以上。

耐震は大丈夫だろうかと気になりつつも月日が流れ・・・

構造上の問題はなかったのですが、

シロアリに喰われて腐食してしているところがたくさん見つかり、修復、補強をしてもらいました。